「手塚治虫のまんが専科」@昭和の指南書をkindleで読んでみた!

別にマンガ家になりたいわけではありませんが、なんだか読みたくなったので、迷うことなく購入させていただきました。「手塚治虫のまんが専科」。ざっと読んでみたのですが、実に読みやすくとても楽しめそうな感じです。

最近、kindle本はタブレットで読むようにしています。

PC、スマホ、タブレットのどれでも読めるkindle本。以前は家ではPC、電車の中ではスマホで読んでいたのですが、タブレットを手に入れてからは、ずっとこれで読むようにしています。サイズ的にこれが一番しっくりしているように感じるから。ただそれだけの理由です。^^

kindle本って、安いし、読みたいと思ったらすぐに購入できますからね。

私のライブラリーにはもうかなりの本が並んでいるのですが、一番最近購入したのは、「手塚治虫のまんが専科」。

漫画家・手塚治虫氏が物語形式で漫画の書き方や、漫画家としての心得を語る「漫画の入門書」です。昭和の時代にまとめられた、少年少女向けの漫画家志望の指南書というわけですですね。

ちなみに、この本は、集英社刊「少年ブック」昭和43年1月号から2月号の付録として書かれた後、昭和44年に虫プロ商事から単行本「まんが専科初級編」として刊行されたものを新たに編集したものだそうです。

ざっと読んでみたのですが、主人公の加藤久男少年がマンガ家を志してから大ヒットするまでの過程が、9章に渡ってストーリー形式でまとめられており、実に読みやすく、ストーリーもとても楽しめそうな感じです。

「はじめに」から冒頭部分を一部引用させていただきます。

この本の第一ページ目を開いたところで、ぼくはきみに質問する。きみはまんががすきですか? だがぼくがいうすきという意味は、ただよむのがすきだとか、なんとなく描いているということではない。まんがを心から愛し、まんがをかわいがってくれる人という意味だ。二十世紀は消耗品文化といわれる。まんがは特に、時代時代でどんどんかわっていくから、すてられてもやむを得ないものなのだ。だが、ここにすてたくてもすてられないものがある。それはまんがをよんだときの印象だ。よいまんがをよんだときの思い出は、一生残る。ぼくだって、こどものころによんだまんがのすばらしい思い出は、いまだにセリフのひとつひとつまではっきりおぼえている。これが生の糧になり、その人の運命さえきめてしまうような重大な要素にもなる。まんがの中でのこるものといえばそれだけなのだ。もしきみがほんとうにまんががすきなら、まんがの中から、何かをよみとって心の底にしまっておいてほしい。そして十年、二十年とたつうちに、ほんの一瞬でもその思い出がきみの人生の中に役にたってくれる。そのときにはじめて、きみは、ああ、ちいさいころまんががすきだったと思ってくれるだろう。~後略~

この「手塚治虫のまんが専科」ですが、kindleストアで、324円。安いですよね。他にも「手塚治虫のマンガの描き方」もありますが、こちらも同じ値段です。

いくら昭和の昔に書かれたからといっても、あの手塚治虫先生がマンガ家を志す少年少女のための指南書。時代が変わっても基本は変わらないはず。

しかも、小学校高学年から中学生にも理解してもらいたいという手塚先生の配慮がいたるところに感じられて、ほんわか気分にさせられます。

この週末、最後まで読むのがとっても楽しみです。

手塚治虫のまんが専科

 

 

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